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拙著(2008年刊)の一部を再掲しました
2019.8.30

 

拙著(2008年刊)の一部を再掲載しました。

村上信明「昨日今日いつかくる明日―読み切りエネルギー・環境」目次 (2008年刊)

本著は11年前に上梓したものです。その1年後、内容の抜粋を、各項目ごとにブログの形で本ホームページに掲載しました。10年間で合計約40万のアクセス頂きましたが、諸般理由あり、昨年5月すべての項目を削除しました。

ただ、アクセスの多かった項目のいくつかについては、まだ参考になるところもあろうかと思い、今回実際の書籍の形でアップすることにしました。ご承知の通り、この10年間この分野は大きな変動がありました。今になって思えば忸怩たる部分もありますが、当時の状況を確認いただくとともに、現在の位置を確認し、将来の形を考えるための参考にして頂ければ幸いです。

 第三講 CO2低減と化石燃料枯渇対策(クリック下さい)

「CO2による人為的温暖化の脅威」が、「化石燃料枯渇の怖れ」を上回ってより深刻に議論されるようになるのは、これを書いた数年前からのことです。当時は、低炭素社会(正確に「低CO2社会」と称すべきと思いますが)という言葉は一般的ではなく、また太陽光など再生可能エネルギーは、原子力代替ではなく、将来の化石燃料枯渇に対応する為に開発がなされていた時代、今日のように電力に特化されないエネルギー全般の議論がされていた時代だったように思います。

 第十一講 エネルギー・環境問題と科学技術

上記のような状況の変化はありましたが、この問題については、今も該当するところが多いように思います。