「雑説 技術者の脱炭素社会」 12月1日に刊行予定です

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エネルギー・環境問題の解説

「昨日今日いつかくる明日―読み切り「エネルギー・環境」―」より

        (2008年刊、現代図書)

はじめに、目次の詳細

第1講 化石燃料の枯渇

第2講 二酸化炭素による地球温暖化

第3講 CO2低減と化石燃料枯渇対策(CO2貯留技術など)

第4講(1)熱力学の第一法則と第二法則

    (2)発電の高効率化技術

第5講(1)再生可能エネルギーとは

    (2)バイオマスはカーボンニュートラル

第6講(1)二次エネルギーとしての水素

    (2)メタノールとエタノール

第7講(1)燃料電池の効率

     (2)将来の自動車と燃料

第8講 酸性雨と大気汚染(NOxを中心に)

第9講 フロンによるオゾン層の破壊

第10講 環境ホルモンとダイオキシン(燃焼とのかかわりなど)

第11講 エネルギー・環境問題と科学技術(環境倫理・技術者倫理など)

第12講 持続可能社会とエネルギー・環境

 本著は12年前に上梓したものです。具体的内容は下記の目次のとおりですが、ここではその主要部を抜粋しました。「エネルギー・環境2008年の状況」、という所です。

 一応は工学系・環境系の内容が中心ですが、一般的な事項も多くして本分野により広い関心をもってもらうよう読本の形としています。実は、当初は学生諸君或いは一般読者のために「面白おかしく」と書き始めたのですが、つい力が入って最初の思惑とは異なり、やや深刻気味になってしまいました。

 周知の通り、この10年から15年の間に、本分野では大きな変動がありました。特に我が国においては、2011年3月の東日本大震災、東電福島原発事故、その後の2012年7月の再生エネルギー電力固定価格買取り制度施行などが、また世界的には2016年11月の気候変動に関するパリ協定の発効などが、大きな転機となって今日に至っています。2008年当時の状況を確認いただくとともに、関連諸技術の現在の位置を確認し、改めて将来を考えるための参考にして頂ければ幸いです。

 各項目についての記述は、当時の一般的・通説的見解(と思っていた所)であり、ある特定の方策を勧めるものではありません。ただ、当然ながら、ニュアンスまで含めればそれなりの偏りを含んでいますが、「エネルギー・環境」は、その性質上、長いスパンで考えるべき問題で、その当否の判断にはまだ時間を要すると考える所です。

 なお、一部修正した部分もありますが、各技術の基本自体は変わることはないので、殆ど原文のままにしております。基本的には、エネルギー・環境の全般にわたる講義の副読本のようなものです。技術的事項については、企業でまた大学での実体験を伴ったものが多いのですが、勉強してまとめたに過ぎない部分もあり、興味を持たれた所は、さらに専門的に別の成書、文献に当って精確を期して頂くようお願いします(原本には赧顔の至りという以外にない誤りもあり、今回訂正させていただきました)。