研究内容

(1)バイオマスのガス化技術の研究
・研究の背景および目的
 エネルギー・環境問題は21世紀人類が共通して取り組むべき緊急課題であり、草木系バイオマスの有効利用は、その有力な選択肢の一つとして広く認識されつつある。バイオマスのクリーンなガス化技術はその中核となるものである。

・研究概要
 本学独自の、バイオマスガス化技術である「浮遊外熱式ガス化法」を中心に研究をつづけている。このガス化法の特徴は、粉体状にしたバイオマスを用いること、ガス化剤は水蒸気のみで、ガス化に必要な熱は反応管外側より供給すること、800〜1000℃の高温で操作することである。
(2)バイオマスからの液体燃料製造技術の研究
・研究の背景および目的
 バイオマスのガス化によって得られる水素、一酸化炭素を主成分とするガスにはいろいろの用途があるが、とくに日本では電力とガソリン・軽油に代わる液体燃料に対する要望が強い。そこで、本研究室では、上記のガス化法で作成した合成ガス(水素、一酸化炭素)を原料にした、メタノール合成に関する研究を行っている。

・研究概要
 バイオマスをガス化して得られる合成ガスは、メタノール合成の原料となる水素、一酸化炭素のほか、メタン、エチレンなどの炭化水素や、二酸化炭素、また少量ながら触媒被毒成分である硫黄分なども含まれる。このガスからメタノールなどの液体燃料を最も有効かつ低コストで製造する方法について、特に低圧操作の可能性の評価を中心に実施している。

 なお以上の研究は、農林水産省などの補助を受け、本学シーサイドキャンパス内の「学術フロンテイアセンター」で実施しているものである。

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 (2000年当時の卒業研究生がつくったものです)

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