2005年7月16,17日に琵琶湖で開催される第29回 鳥人間コンテストの書類選考に,2004年度,機械工学科・卒業研究生が設計・製作したグライダー"NIAS G-12"(チーム名:サーマルミッション)が見事合格しました.2003年にも,出場しましたので,今回が2年ぶり3度目の出場ということになります.
出場する部門は,滑空機部門で,機体寸法に制限が設けられた"フォーミュラクラス"になります.
■ フォーミュラクラスとは・・・
フォーミュラクラスでは,まず第一に翼幅が12m以内という制限が設けられています.また,パイロット以外の機体保持者および機体に補助輪を装着することが認められていません.つまり,パイロットが一人で,グライダーをもって高さ10mのプラットフォームから飛び立つことを意味します.
翼幅が制限されていますので,飛行性能も制限され,よく飛んで100m前後の争いになるものと考えられます.
2003年の出場時は,天候に恵まれず強風のため,3時間以上もプラットフォーム上に待機し,加えてパイロットの未熟さなどから残念な結果に終わり,大変悔しい思いをしましたので,今回はなんとしても頑張ってもらいたいところです.
このページでは,第29回鳥人間コンテストに出場予定であるグライダー"G-12"(2004年度卒業生設計)の製作中の写真を紹介しています.機体は一応完成はしていますが,実際に出場できるまでには至っておらず,2005年度の卒業研究生が引き続き設計の見直しや製作を行っています.
右の写真は,書類選考合格通知書です.