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北陽台高校体験学習

 12月16日(土)に,長崎県立 北陽台高校の理数系2年の学生 約80名が,「理数科の特色ある教育活動の一環として,「本物」との出会いをスローガンに,理学や工学分野に関する講義・実習を受講する」という目的で,体験学習を本学で行いました.
 体験学習では,希望するテーマ7つから選択し,各班に分かれて受講します.

 機械工学科では,「LEGOブロックで6足歩行昆虫ロボットを作ろう」というテーマで行いました.LEGOブロックとなっていますが,ここで使用するLEGOブロックはマイコンを内蔵しており,コンピュータで作成したプログラムをマイコンを内蔵した本体(RCX)にダウンロードして,組み立てたブロックのロボットを制御することができます.

プログラム作成
プログラム作成
6足昆虫ロボット動作テスト
6足昆虫ロボット動作テスト
 RCXには,光やタッチセンサーとモーターが接続されています.パソコン上で,各センサーの情報をもとにどのような動作を行うかを製作者が決めて,プログラムを作成します.プログラムといっても,基本的な流れを理解するために,アイコンを並べて簡単に組めるようなソフトウェアになっていて,プログラムを簡単に作成することができます.
 機械工学科では,通常のプログラムの講義とは別に,メカフォーラム?というモノづくり体験講義を開講しており,基本的なプログラムの流れを理解し,ロボットや機械制御の最も簡単な部分の原理を理解する講義を行っています.

 今回の北陽台高校の体験講義では,6足昆虫ロボットを,光センサーとモーターを使って,黒い枠線内をはみ出ないように制御するようなプログラムなどを組んで制御し,簡単な機械の制御の仕組みを体験しました.
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author : mechstaff | - | -