OpenFOAM-1.6-extをUbuntu10.04LTSへインストール
2012.12.31 Monday 00:19
いつの間にか,CAELinux2011が出ていて,導入してみた。
CAELinux2011のOSはUbuntu 10.04 LTSであり,OpenFOAM2.0.1が入っている。しかし,GGIが使える回転体の計算が行えないため,OpenFOAM-1.6-extをインストールした。そのときの覚え書きは下記の通り。
1. OpenFOAM-1.6-extの入手およびインストール
インストールには,Synaptic Package Manager を用いた。すなわち,
メニュー→System→Administration から,Synaptic Package Manager を起動し,Quick Searchにて,OpenFOAMで検索すると,OpenFOAMを含むPackageのリストが表示される。OpenFOAM-1.6-extをチェックし,Applyボタンを押し,そのまま進めるとインストールが勝手に行われる。

Synaptic Package Manager
インストール場所は,/usr/lib 内で,このディレクトリの中に,OpenFOAM-1.6-extのディレクトリが作成されている。
以下の2,3はインストールされたOpenFOAM-1.6-ext起動のための手順
2.OpenFOAM-1.6-ext起動用のための .bashrc-OpenFOAM-1.6-extの作成
テキストエディタ(geditなど)で,以下の記述をし,.bashrc-OpenFOAM-1.6-extのファイル名でホームディレクトリなどに保存する。(ファイル名は任意で,保存場所もホームディレクトリ直下である必要はないと思います)
ファイル内の記述(以下4行)
# setup bash environment for OpenFOAM
source ~/.bashrc
# source openFoam variables
source /usr/lib/OpenFOAM-1.6-ext/etc/bashrc
(4行目をみると,OpenFOAM-1.6-extがインストールされた/usr/libとなっている)
3.OpenFOAM-1.6-ext起動のためのランチャーの作成
メニューのApplicationsにOpenFOAM-1.6-ext起動のためのランチャーを作成するには,
・メニューのApplicationsにカーソルを合わせマウス右クリックで Edit Menu を選択する。
・+New Item ボタンを押し,Launcher Propertiesダイアログにて,
Type : Application in Terminal
Name: OpenFOAM-1.6-ext (任意)
Command: bash --rcfile ~/OpenFOAM/.bashrc-OpenFOAM-1.6-ext
Comment: (空白でOK)
と設定してランチャーを作成する。(Command欄で,先に作成した.bashrc-OpenFOAM-1.6-extが指定されている)

Launcher Properties
これで,とりあえずランチャーからOpenFOAM-1.6-ext ターミナルが起動し,pimpleDyMFoamなどが利用できた。
その他メモ:
.bashrc-OpenFOAM-1.6-extのように,最初に"."で始まるファイルは隠しファイルとなっているので,View→Show Hidden Filesで表示させることができる。
CAELinux2011のOSはUbuntu 10.04 LTSであり,OpenFOAM2.0.1が入っている。しかし,GGIが使える回転体の計算が行えないため,OpenFOAM-1.6-extをインストールした。そのときの覚え書きは下記の通り。
1. OpenFOAM-1.6-extの入手およびインストール
インストールには,Synaptic Package Manager を用いた。すなわち,
メニュー→System→Administration から,Synaptic Package Manager を起動し,Quick Searchにて,OpenFOAMで検索すると,OpenFOAMを含むPackageのリストが表示される。OpenFOAM-1.6-extをチェックし,Applyボタンを押し,そのまま進めるとインストールが勝手に行われる。

Synaptic Package Manager
インストール場所は,/usr/lib 内で,このディレクトリの中に,OpenFOAM-1.6-extのディレクトリが作成されている。
以下の2,3はインストールされたOpenFOAM-1.6-ext起動のための手順
2.OpenFOAM-1.6-ext起動用のための .bashrc-OpenFOAM-1.6-extの作成
テキストエディタ(geditなど)で,以下の記述をし,.bashrc-OpenFOAM-1.6-extのファイル名でホームディレクトリなどに保存する。(ファイル名は任意で,保存場所もホームディレクトリ直下である必要はないと思います)
ファイル内の記述(以下4行)
# setup bash environment for OpenFOAM
source ~/.bashrc
# source openFoam variables
source /usr/lib/OpenFOAM-1.6-ext/etc/bashrc
(4行目をみると,OpenFOAM-1.6-extがインストールされた/usr/libとなっている)
3.OpenFOAM-1.6-ext起動のためのランチャーの作成
メニューのApplicationsにOpenFOAM-1.6-ext起動のためのランチャーを作成するには,
・メニューのApplicationsにカーソルを合わせマウス右クリックで Edit Menu を選択する。
・+New Item ボタンを押し,Launcher Propertiesダイアログにて,
Type : Application in Terminal
Name: OpenFOAM-1.6-ext (任意)
Command: bash --rcfile ~/OpenFOAM/.bashrc-OpenFOAM-1.6-ext
Comment: (空白でOK)
と設定してランチャーを作成する。(Command欄で,先に作成した.bashrc-OpenFOAM-1.6-extが指定されている)

Launcher Properties
これで,とりあえずランチャーからOpenFOAM-1.6-ext ターミナルが起動し,pimpleDyMFoamなどが利用できた。
その他メモ:
.bashrc-OpenFOAM-1.6-extのように,最初に"."で始まるファイルは隠しファイルとなっているので,View→Show Hidden Filesで表示させることができる。