OpenFOAM 1.5-devのインストール(CAELinux)
2010.01.01 Friday 01:24
目的:風車やファンなどの回転体の計算をするため
OP-1.5には,回転体を計算できるソルバーがなく,
OP-1.5-devにおいて,icoDyMFoam,turbDyMFoamが
導入されている。
CAELinux2009のPCにOP-1.5-devをインストールする
1.ホームディレクトリ以下に,OpenFOAM-1.5-devを
インストール(保存)しなければならない。
(パッケージファイルを解凍するだけ)
2.OpenFOAM-1.5-devを使うための環境設定をする
ホームディレクトリ内で2つの環境設定ファイル
.bashrc-CAE, .bashrc-OpenFOAM (.bashrc変更不要)
をエディタで書き換える
a) .bashrc-CAE→OpenFOAM-1.5-devの場所を指定する
b) .bashrc-OpenFOAM→OpenFOAM-1.5-dev/etc/bashrc
をsourceする
3.gcc4.3.3 をインストールする
OpenFOAM-1.6などの ThirdParty を入手
(1.5-devのが見あたらなかったから)
ThirdParty 内の gcc4.3.3 フォルダを
もともとホームディレクトリ内にある
ThirdParty フォルダにコピーした。
(gcc4.3.3 がないと OpenFOAM terminal を起動すると
gcc4.3.3 がないというメッセージが表示される)
以上で,とりあえず
Applications → CAELinux → OpenFOAM terminal で
OpenFOAM-1.5-dev を実行できるターミナルが起動できる。
OP-1.5-devの導入で解決できない問題
1.paraFoam で paraview が起動しない
OpenFOAM-1.5-dev/etc/apps/paraview3内の
bashrc を以下に書き換える
export ParaView_INST_DIR=$WM_THIRD_PARTY_DIR/ParaView$ParaView_VERSION
ParaViewと$ParaView_VERSIONの間の(-)を省いた
→ とりあえず起動した。
(ParaView3.3 が正しく,元のままだと
ParaView-3.3となり×)
2.paraview が caseName.OpenFOAM (ケースデータ)
を読み込めない
paraview 起動後,ケースデータが読めず,
ファイルを選ぶようにダイアログが表示される。
当然,OpenFOAM を選択しても失敗する。
回避策:
caseディレクトリ内で foamToVTK を実行し,
VTKファイルを作成する。
これをparaviewで,読み込めばとりあえず,表示される。
OP-1.5には,回転体を計算できるソルバーがなく,
OP-1.5-devにおいて,icoDyMFoam,turbDyMFoamが
導入されている。
CAELinux2009のPCにOP-1.5-devをインストールする
1.ホームディレクトリ以下に,OpenFOAM-1.5-devを
インストール(保存)しなければならない。
(パッケージファイルを解凍するだけ)
2.OpenFOAM-1.5-devを使うための環境設定をする
ホームディレクトリ内で2つの環境設定ファイル
.bashrc-CAE, .bashrc-OpenFOAM (.bashrc変更不要)
をエディタで書き換える
a) .bashrc-CAE→OpenFOAM-1.5-devの場所を指定する
b) .bashrc-OpenFOAM→OpenFOAM-1.5-dev/etc/bashrc
をsourceする
3.gcc4.3.3 をインストールする
OpenFOAM-1.6などの ThirdParty を入手
(1.5-devのが見あたらなかったから)
ThirdParty 内の gcc4.3.3 フォルダを
もともとホームディレクトリ内にある
ThirdParty フォルダにコピーした。
(gcc4.3.3 がないと OpenFOAM terminal を起動すると
gcc4.3.3 がないというメッセージが表示される)
以上で,とりあえず
Applications → CAELinux → OpenFOAM terminal で
OpenFOAM-1.5-dev を実行できるターミナルが起動できる。
OP-1.5-devの導入で解決できない問題
1.paraFoam で paraview が起動しない
OpenFOAM-1.5-dev/etc/apps/paraview3内の
bashrc を以下に書き換える
export ParaView_INST_DIR=$WM_THIRD_PARTY_DIR/ParaView$ParaView_VERSION
ParaViewと$ParaView_VERSIONの間の(-)を省いた
→ とりあえず起動した。
(ParaView3.3 が正しく,元のままだと
ParaView-3.3となり×)
2.paraview が caseName.OpenFOAM (ケースデータ)
を読み込めない
paraview 起動後,ケースデータが読めず,
ファイルを選ぶようにダイアログが表示される。
当然,OpenFOAM を選択しても失敗する。
回避策:
caseディレクトリ内で foamToVTK を実行し,
VTKファイルを作成する。
これをparaviewで,読み込めばとりあえず,表示される。
上記問題が解決しなかったトライ:
1.Qt4.3.5のインストール (paraviewの問題が解決される?)
ファイル:qt-x11-opensource-src-4.3.5.tar を入手
上記ファイルを,ホームディレクトリ内に保存し解凍する。
フォルダ:qt-x11-opensource-src-4.3.5 ができる。
ターミナルで以下の作業をする
a) cd $HOME/qt-x11-opensource-src-4.3.5
(qtフォルダ内に移動)
b) ./configure -prefix ~/OpenFOAM/ThirdParty/Qt-4.3.5
c) make
d) make install
CAELinux 2009-2010 の覚え書き
1.Qt4.3.5のインストール (paraviewの問題が解決される?)
ファイル:qt-x11-opensource-src-4.3.5.tar を入手
上記ファイルを,ホームディレクトリ内に保存し解凍する。
フォルダ:qt-x11-opensource-src-4.3.5 ができる。
ターミナルで以下の作業をする
a) cd $HOME/qt-x11-opensource-src-4.3.5
(qtフォルダ内に移動)
b) ./configure -prefix ~/OpenFOAM/ThirdParty/Qt-4.3.5
c) make
d) make install
CAELinux 2009-2010 の覚え書き