本文は文語体としており、最初は戸惑うかも知れませんが、読み進めていけばじきに慣れてくるかと思います。
この分野の技術者にとっては判り切った内容、常識の類も多く、通常の文章にするのもためらわれたこと、その他、諸般鑑みて少々窮屈な文体と構成になっています.。老生片々遊戯の作の感なきにあらずですが、普段とは違った感覚で見て頂けるのではと期待するところです。殊更に、日頃馴染みのない語を用いましたので、若い諸君には漢字の勉強、中高年過ぎの皆様には惚け予防の一助にもなるかと思います。令和3年12月16 日
目次
はじめに
序
1.温暖化問題の事
2.時代の遷移の事
3 脱炭素と化石燃料などの事
4.エネルギー利用の原理・原則の事
5.用語と単位の事
6.燃やす、燃焼の事
7.人類とエネルギーの事
8.世代間倫理とエネルギーの事
9.技術者の現在の事
10.メディアとエネルギーの事
11.薪炭より石炭へ、産業革命の事
12.覧古考新の事
13.アンモニア合成と温暖化問題の事
14.エネルギー問題と経済などの事
15.脱炭素社会考、講話の事
あとがきにかえて
「現在の脱炭素社会へ向けての活動が、相応の覚悟と確かな目論」によってなされているとすれば、我々は新たな文明への分水嶺の目撃者たる運命を担っていることになる。もしその覚悟と目論見なくして今の状況があるとすれば・・」的なことを、古色蒼然の文語体で至極真面目に書いた本(笑)
以下は今回の著書にはありませんが参考に付します。
ハーバー・ボッシュ法アンモニア合成と現代
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