熱工学研究室
2010.01.01 Friday 14:42
教 授 平子 廉
特命教授 村上 信明
当研究室は従来 ディーゼル機関の燃焼の研究を実施していたので,「熱工学研究室」と称している。
現在は,ディーゼル機関以外に風車の研究も実施している。ディーゼル機関の燃焼の研究もバイオマス燃料を使用する研究を実施しているので,「自然エネルギー動力研究室」と称した方が良いかも知れない。
さらに,最近は不倒コマ(いつまでも回り続けるコマ)の研究も開始した。
これらを総合すると「回転機械研究室」が適当である。
・研究背景および目的
ディーゼル機関において,現在の化石燃料だけでなくバイオマスのガス化により生成されるメタノール等の再生可能な燃料の利用を検討する。
・バイオマス メタノール利用の課題
メタノールは蒸発潜熱が大きいため着火遅れが長く,ディーゼル機関用燃料として使用する場合,燃料供給系などの改造が必要とされる。
・研究概要
既製のディーゼル機関の燃料供給系の改造を行わず,メタノールを燃料として利用するために,軽油とメタノールを混合した混合燃料を使用する。混合燃料を使用したディーゼル機関の性能を明らかにし,メタノール燃焼の可能性を模索する。
また,現在利用が拡大しているバイオディーゼル燃料(BDF)を用いる場合の運転特性を研究する。
ディーゼル機関
ディーゼル機関断面図
特命教授 村上 信明
当研究室は従来 ディーゼル機関の燃焼の研究を実施していたので,「熱工学研究室」と称している。
現在は,ディーゼル機関以外に風車の研究も実施している。ディーゼル機関の燃焼の研究もバイオマス燃料を使用する研究を実施しているので,「自然エネルギー動力研究室」と称した方が良いかも知れない。
さらに,最近は不倒コマ(いつまでも回り続けるコマ)の研究も開始した。
これらを総合すると「回転機械研究室」が適当である。
■ ディーゼル機関における燃料多様化の研究
・研究背景および目的
ディーゼル機関において,現在の化石燃料だけでなくバイオマスのガス化により生成されるメタノール等の再生可能な燃料の利用を検討する。
・バイオマス メタノール利用の課題
メタノールは蒸発潜熱が大きいため着火遅れが長く,ディーゼル機関用燃料として使用する場合,燃料供給系などの改造が必要とされる。
・研究概要
既製のディーゼル機関の燃料供給系の改造を行わず,メタノールを燃料として利用するために,軽油とメタノールを混合した混合燃料を使用する。混合燃料を使用したディーゼル機関の性能を明らかにし,メタノール燃焼の可能性を模索する。
また,現在利用が拡大しているバイオディーゼル燃料(BDF)を用いる場合の運転特性を研究する。
ディーゼル機関
ディーゼル機関断面図
<その他>
バイオディーゼル燃料(BDF)バス「クリーンNiAS号」
本学では2006年11月からバイオディーゼル燃料(BDF)で運転するバスを導入した。これは,使用済みのてんぷら油から製造した燃料を使用するものである。2007年6月からは,シャトルバスとして大学と長崎市内中心部を1日2往復している。
当研究室では,このBDFバス「クリーンNiAS号」の運転データの管理を実施している。
バイオディーゼルバス「クリーンNiAS号」
バイオディーゼル燃料(BDF)
バイオディーゼル燃料(BDF)バス「クリーンNiAS号」
本学では2006年11月からバイオディーゼル燃料(BDF)で運転するバスを導入した。これは,使用済みのてんぷら油から製造した燃料を使用するものである。2007年6月からは,シャトルバスとして大学と長崎市内中心部を1日2往復している。
当研究室では,このBDFバス「クリーンNiAS号」の運転データの管理を実施している。
バイオディーゼルバス「クリーンNiAS号」
バイオディーゼル燃料(BDF)