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新入生フォーラム研修旅行

 機械工学科では,モノづくりに重点を置いた講義として,1年から3年までにメカフォーラムというモノづくり科目を開講しています.1年生を対象としたメカフォーラム鵯は,新入生の導入科目として,研修旅行や模型飛行機用のエンジンを使った講義を行っています。
 
 新入生のフォーラム研修旅行を6月4,5日に実施し,発電所やハウステンボス環境設備を見学する研修旅行に行ってきました.

メカフォーラム鵯 研修旅行スケジュール
1日目:
 玄海原子力発電所
 相浦石油火力発電所
2日目:
 ハウステンボス
 (午前:環境設備見学,午後:園内自由時間)

 最初の見学先である玄海原子力発電所(約3478MW)では,最近の異常な原油高などを背景に,エネルギー資源問題がクローズアップされる中,現在のエネルギー資源に乏しい日本が頼らざるを得ない原子力について,その役割と原理,さらに,最も重要な安全対策について,担当者の方の詳細な解説とともに,各施設を見学しました.
 また,昨年11月より,運転が開始されたプルサーマルについても,原理や安全性について,パネル展示のほか,ガイドさんによる丁寧な説明がありました。

訓練設備1
訓練設備2
玄海原子力発電所(訓練センター)

エネルギーパーク展望室
エネルギーパーク原発紹介
玄海原子力発電所(エネルギーパーク・展望室)

 次の佐世保市相浦町にある相浦火力発電所(約875MW)では,石油を燃料とした火力発電所です。九州電力では,原子力をベースに石炭・LNG火力発電が中心となっており,この相浦発電所は,夏期の急激な電力需要の増加や,他の発電所の緊急停止時などの場合に運転され,普段は発電を行っていません。しかし,いつでも緊急事態に対応して運転ができるよう,日々点検が行われ,臨戦態勢で臨んでいる発電所です。設備全体の見学の中でも,所内のあらゆるところを丁寧に案内いただき,また,日常行われている取り組みについて詳しく説明していただきました。

相浦発電所説明1
発電の原理
相浦石油火力発電所の説明

タービン室見学
管理機器設備見学
相浦石油火力発電所内見学

ボイラー建屋屋上
ボイラー建屋 屋上

 1日目の全ての見学を終えた後,宿泊先であるハウステンボスに行きました.宿泊先は,ハウステンボス内の ホテル アムステルダム ,夕食はバイキング形式,教職員・学生ともに有意義な夕食時間を過ごしました。また,少し贅沢な雰囲気で,1日長時間にわたる見学の疲れを癒すことができました.

夕食懇談会
フォーラム 夕食・懇親会
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author : mechstaff | - | -