Mech News Blog

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2014年度 長崎総合科学大学 企業研究セミナー

 いよいよ3年生は,来年度の就職活動に向けた準備を始める時期になりましたが,来年度は,企業側の採用活動がこれまでの12月からとは異なり,3月からとなります。
 昨年までは,12月に入ってから合同企業面談会として,学生の就職活動の一環として行っておりましたが,3月からという事情を受けて,就職活動に臨む前の勉強会として,企業研究セミナーを12月18日(木)に開催しました。

 企業研究セミナーでは,50〜60社の企業を招き,前半は,鷏マイナビ,鷏大島造船,メイテックグループの方々からの講話をいただき,後半は,参加企業別にそれぞれの会社の取り組みなどについて紹介いただくセミナーを実施しました。

 企業研究セミナーということで,3年生だけでなく,1・2年生も参加していて盛大なセミナーとなりました。
 3年生は,いよいよ年が明けてから就職活動が始まるということで,当然,真剣に臨んでいましたが,一緒に参加した1・2年生も,3年生とあまり変わらず,積極的に次々と関心のある企業を巡っている様子から,就職に対する関心の高さに,少し驚かされました。

 機械工学科の4年生は,ほぼ全員の進路が確定し,いよいよ3年生の就職活動が本格的に始まります。


講話の様子
講話の様子
セミナー1
ブース1
ブース2
セミナーの様子
進学・就職関係
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製鐵所見学会(2年生)

 機械工学科では,2年次に4力学(材料力学,流体力学,熱力学,機械力学)と呼ばれる機械工学の基礎となる科目が開講しています。また同時期に機械工学実験も開講され,そのテーマの一つに金属材料の引張試験があります。
 これらの内容に関連して,12月2日(火)に,2年生を対象とした製鐵所見学会を実施しました。見学先は,大分市にある新日鐵住金 株式会社 大分製鐵所です。

 当日は,朝7時に集合し,バス1台を貸し切って九州の西(長崎)から東(大分)を横断する旅程で,製鐵所を見学にいきました。
 行きの大分道では,雨が降り,由布岳の辺りでは雪に変わり吹雪いていて,どうなることかと思いましたが,製鐵所に着いた頃には天気は持ち直し、何事もなく見学することができました。

 午前中は,大分製鐵所全体の説明に始まり,広い製鉄所内をバスで移動しながら,原料ヤード・シーバースをはじめ,高炉,厚板工場などを見学しました。高炉からトーピードカーと呼ばれる溶銑(溶けた鉄)を運ぶ貨物に,溶銑が流し込まれる様子や厚板工場でスラブと呼ばれる加熱された鋼の塊がローラーで引き延ばされる様子などには,学生たちも食い入るように見学していました。

 午後からは,製品の品質をチェックする機械試験センターや,新しい鋼材の開発を行う技術研究センターを見学させてもらいました。最新の顕微鏡などで結晶の方向まで調べているという話など,興味深そうに説明いただいた技術者の話に耳を傾けている学生の様子が印象的でした。

 この度の製鐵所見学会では,多くのスタッフに対応していただきました。学生たちにとって有意義な機会となりました。本当にありがとうございました。

バスから(雨模様)
行きのバスの車窓(雨模様)
バスから(雪)
行きのバスの車窓(雪が舞ってます)
PAにて(雪模様)
由布岳PAにて(かなりの雪でした)
製鐵所の説明
コミュニケーションセンターにて(大分製鐵所の説明)
学科関連イベント
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