Mech News Blog

機械工学科に関する最新の活動状況などを発信する情報サイト

2025年度 フォーラム研修旅行

 今年度のフォーラム研修は例年より約1ヶ月程早く,4月18日(金)に実施しました.
参加したのは,今年度入学の1年生9名と引率教職員3名.

 午前中に京泊にある協和機電工業株式会社長崎三重事業所殿を訪問し,事業内容の説明をしていただいた後,製造現場を見学させていただきました.
実際のモノづくりの現場を見学して,学生達にとって良い勉強になりました.

 昼は新地に移動し,数名のグループに分かれてそれぞれ昼食をとり,学生・教職員の親睦を深めました.
中華や洋食等,グループによって全く違う店に入ったようです.

 昼食後,深堀の三菱重工業株式会社総合研究所長崎地区に移動し,どういう研究を行っているか説明していただき,研究施設の見学をさせていただきました.
水素やアンモニア等の新エネルギーやCO2の回収技術等,主に脱炭素関連の研究設備について見せていただきました.
なかなか見学する機会のない施設を見学でき,学生達も興味深そうでした.

 今年度も,実際の製造現場と研究施設とを見学でき,さらに学生・教職員の親睦も深まり,非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました.


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協和機電工業株式会社長崎三重事業所 門前にて

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三菱重工業株式会 総合研究所 本館ロビーにて
学科関連イベント
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令和7年度 入学式を執り行いました

今年も気候に恵まれ,満開の桜の下,4月2日(水)に令和7年度 長崎総合科学大学 入学式が執り行われました.

本年度機械工学コースへは,女子学生や留学生,県外からの入学生と例年に比べてもバラエティに富んだ9名が入学しました.

学長の入学許可宣言および式辞,学生自治会会長による祝辞,および入学生代表による宣誓が行われました.

入学式終了後,コースのオリエンテーションが行われ,大学での学びや生活,大学生としての心構え等についての説明がありました.

新入生にとっては初めての環境でまだまだ戸惑っているようでしたが,これからの4年間が有意義であるよう,教職員一同願っています.



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     学長による入学許可

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      新入生 9名

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コースオリエンテーションには保護者の皆様も参加されました
学科関連イベント
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令和6年度 卒業式

3/18(火),令和6年度 学位授与式および機械工学コース卒業式が執り行われました.
昨年度に引き続き参加者制限なしで卒業式を執り行うことができました.

まず体育館で全体会が執り行われ,博士課程,修士課程,学部,別科それぞれの代表者に卒業証書・学位記,修了証書が授与されました.
全体会終了後コース毎に分かれてそれぞれのコースで卒業式を執り行いました.

本年度は機械工学コースから11名が元気に巣立っていきました.

コース毎に分かれたあとの式では,卒業生1人1人に卒業証書・学位記が授与されました.
また,教員免許を取得した3名にそれぞれ教員免許状が授与されました.
さらに学会表彰3名,卒業研究発表会での優秀者として,最優秀賞1名,優秀賞1組2名が表彰されました.

皆さん,ご卒業・修了おめでとうございます.
機械工学コース教職員一同,皆さんの今後のご活躍を心からお祈り申し上げます.


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   学位記授与式・卒業式 全体会

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    卒業証書・学位記 授与

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    日本機械学会 畠山賞

設計工学会表彰.jpg
   日本設計工学会 武藤栄次賞

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  日本機械学会 九州支部優秀学生賞

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   卒業研究発表会 表彰 最優秀賞

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   卒業研究発表会 表彰 優秀賞
学科関連イベント
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4年生の松尾匠君が「日本機械学会 九州支部優秀学生賞」を受賞し表彰されました

4年生の松尾匠君が「日本機械学会 九州支部優秀学生賞」を受賞し,3/6に大分大学で開催された「日本機械学会 九州支部 第78期総会」で表彰されました.

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  表彰状と記念品を受け取る松尾君

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   記念撮影(九州支部長と)
卒業研究&研究活動
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日本機械学会 九州学生会 第56回学生員卒業研究発表講演会

振動音響工学研究室に所属の4年 竹内 翔吾 君と 松尾 匠 君が,3/5に大分工業高等専門学校で開催された日本機械学会 九州学生会 第56回学生員卒業研究発表講演会に参加し,竹内 君が「曲げ板の音響放射に関する基礎研究」,松尾 君が「ラズベリーパイを用いたじゃんけんゲームの製作」の講演をそれぞれ行いました.

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    講演発表を行う竹内君

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    講演発表を行う松尾君
卒業研究&研究活動
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令和6年度 機械学会 九州学生交流会イベントに参加しました

12月5日,6日に開催された,機械学会 九州学生交流会のイベント
「リニア・鉄道館およびトヨタ産業技術記念館の見学」に参加しました.
本学から参加したのは,4年生1名と2年生3名の計4名.
本学以外にも,大分大学,九州工業大学,熊本大学,福岡大学,日本文理大学,北九州市立大学の学生が参加し,総勢 19名の学生達(+引率教員1名)が集まりました.

初日にリニア・鉄道館を,2日目に トヨタ産業技術記念館を見学しました.
学生達にとって,大変勉強になりました.
また,他大学の学生達とも交流でき,良い経験となりました.

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  リニア・鉄道館での集合写真

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  トヨタ産業技術記念館での集合写真
学科関連イベント
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青少年のための科学の祭典 2024 に参加しました

10/19(土)〜20(日)に長崎科学館で開催された「青少年のための科学の祭典2024」長崎大会へ,本コースの黒田教授と振動音響工学研究室所属の学部4年生と3年生が参加しました.
来場した子供達に音響や振動に関する実験を体験してもらいました.
子供達にも興味を持ってもらえたようで,楽しそうに実験していました.

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  Nias 構造音響特性研究会 ブース

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     子供に説明する学生
学科関連イベント
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工場見学に行きました

9月24日(火)に,2年生,3年生で工場見学に行きました.

見学したのは,北九州にある安川電機ロボット村.

 朝9時に貸し切りバスで大学を出発し,途中で昼食をとった後,午後に目的地である安川電機ロボット村に到着.
 まず安川電機みらい館を見学.安川電機製のサーボモータやインバータ,産業用ロボットを使用した様々なデモンストレーションを見学し,さらに産業用ロボットを使用したアトラクションにも挑戦しました.
 みらい館の後は実際に産業用ロボットを製造しているロボット第一工場を見学.各部材の搬入→組立→塗装→検査→完成と一連の生産工程を見学することができました(ただし,塗装工程は設備の関係で直接は見学できませんでした).
 学生達にとっては初めて目にするようなものもたくさんあり,大変勉強になりました.

 安川電機の皆様には大変お世話になりました.ありがとうございました.

集合写真
       集 合 写 真

デモンストレーション
産業用ロボットによるデモンストレーション

アトラクション
 ロボットを使ったアトラクションも体験
 
学科関連イベント
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2024年度フォーラム研修

 今年度のフォーラム研修を5月17日(金)に実施しました.参加したのは,今年度入学の1年生9名(1名不参加),編入生1名と引率教職員4名.

 午前中に京泊にある協和機電工業株式会社長崎三重事業所殿を訪問し,事業内容の説明をしていただいた後,製造現場を見学させていただきました.実際のモノづくりの現場を見学して,学生達にとって良い勉強になりました.

 昼は新地に移動し,数名のグループに分かれてそれぞれ昼食をとり,学生・教職員の親睦を深めました.中華や洋食等,グループによって全く違う店に入ったようです.食後のデザートとして,湊公園でチリンチリンアイスを食べたグループもいたようです.

 昼食後,深堀の三菱重工業株式会社総合研究所長崎地区に移動し,どういう研究を行っているか説明していただき,研究施設の見学をさせていただきました.水素やアンモニア等の新エネルギーやCO2の回収技術等,主に脱炭素関連の研究設備について見せていただきました.なかなか見学する機会のない施設を見学でき,学生達も興味深そうでした.

 研究所の見学の後,ほど近くにある本学発祥の地にも行きました.記念碑を前に各自色々な思いにかられたことでしょう

 今年度も,実際の製造現場と研究施設とを見学でき,さらに学生・教職員の親睦も深まり,非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました.


協和機電_集合写真
 協和機電工業株式会社長崎三重事業所 門前にて

総合研究所
 三菱重工業株式会 総合研究所 本館ロビーにて

創業地
 長崎総合科学大学 発祥の地 にて
 
 
学科関連イベント
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振動音響工学研究室

教授 黒田 勝彦

■ 統計的エネルギー解析法(SEA)を用いた振動騒音源の同定
および低減方法に関する研究


 可聴音である20から20kHzの周波数に対応する振動騒音解析を実現するため、従来検討されてきたモード解析に代わる、SEAを用いた研究を行っています。本手法は、空間と周波数平均を行うため、従来法に比較してロバスト性があり、ランダムな入力や機械製品の個体差にも十分対応できる解析方法です。
 また、実験や有限要素法を組み合わせることで、低周波数の振動騒音問題にも対応が可能です。
 さらに、最適化法を組み合わせた解析技術も完了しており、振動騒音の低減化された究極な構造をもつ機械製品(船舶、自動車、OA機器等)を生み出すことも夢ではありません。

■ 伝達経路解析を用いた入力同定と伝達寄与に関する研究


 主に自動車分野で利用されている伝達経路解析による入力同定と伝達寄与結果の精度向上や利用方法に関する研究を行っています。
 また、伝達経路解析の結果と統計的エネルギー解析法の結果を比較することで、両手法のロバスト性や結果の精度向上に関しても研究を進めています。

■ 有限要素法を用いた振動騒音解析


 有限要素法を用いた機械構造物の振動騒音解析(シミュレーション)を実施しています。
 また、SEAや伝達経路解析を併用した計算も行っています。使用CAEソフトはANSYS、VA-Oneです。


最適化1
既製品の構造を最適化した結果(○が穴を開ける箇所)

適用例1
最適化結果を具体化した構造


★機械構造物の入力源と伝達寄与に関する研究は、平成25年度競輪補助事業により実施

★振動エネルギー流れに注目した最適設計の研究開発は、平成27年度競輪補助事業により実施

★機械構造物の入力パワーの変動を考慮した高精度の音圧予測手法の開発は、平成29年度競輪補助事業により実施

★SEAを用いた制振材料の適正配置の最適構造に関する研究開発は、平成30年度競輪補助事業により実施

★構造物の断面変更構造最適化による振動低減効果に関する研究開発は、2024年度競輪の補助事業により実施

キーワード
振動騒音解析/統計的エネルギー解析法(SEA)/エネルギーフローモデル/伝達経路解析/入力パワー/有限要素解析/構造最適化/モデル化

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研究室紹介
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