CAELinux2009-2010 覚え書き
2010.01.01 Friday 01:01
CAELinux 2009 64bitに関する覚え書き
OS Ubuntu 8.0.4
CAELinux 2009 にインストールされている流体解析関連の
アプリケーションは以下の通り
■ Salome-Mech 2009 (Salome 4) (前処理)
計算モデル,計算格子(境界面の設定含む)の作成
■ OpenFOAM 1.5 (解析ソルバー)
CFDの実行(境界条件,時間設定等を設定後,計算実行)
■ paraView 3.3 (後処理)
計算結果の可視化
解析ソルバーの種類
対象となる流体や定常・非定常の条件に応じて,
それぞれのソルバー(計算プログラム)が存在する。
用途に応じたソルバーを選択し,実行する必要がある。
■ 関係しそうなソルバー
1.icoFoam
非圧縮・層流・定常
2.simpleFoam
非圧縮・乱流・定常
3.turbFoam
非圧縮・乱流・非定常
4.icoDyMFoam (OP-1.5-dev)
非圧縮・層流・非定常・移動メッシュ(回転体)
5.turbDyMFoam (OP-1.5-dev)
非圧縮・乱流・非定常・移動メッシュ(回転体)
6.sonicFoam
圧縮性・非定常・高速流
7.sonicTurbFoam
圧縮性・乱流・非定常・高速流
■ 良く使用するコマンド
linuxコマンド
1.cd → ディレクトリの移動
2.ls → ディレクトリ内の一覧表示
OpenFOAM用コマンド(計算するディレクトリ内で実行)
3.ideasUnvToFoam xxx.unv → メッシュの変換
(UNV から OpenFOAMメッシュへ)
4.xxxFoam → 解析ソルバの実行
(xxxはico, turbなど)
5.foamToVTK → paraview用のデータ作成
(OpenFOAM-1.5-dev 用)
6.paraFoam → paraviewの起動
7.transformPoints -scale "(0.001 0.001 0.001)"
→ メッシュ形状の単位変換(mm→m)
constant → PolyMesh内の pointsファイルが修正される
回転体計算のために使ったコマンド(OpenFOAM)
7.gmshToFoam xxx.msh → Gmshのメッシュ変換
(cellZones作成のため,msh から OpenFOAM)
8.setSet → 移動境界(face)の作成準備
9.setsToZones (-noFlipMap) → faceZones作成
(詳細は,回転体計算のための準備(下記リンク) 参照)
並列計算のためのコマンド(OpenFOAM)
10.decomposePar → decomposeParDictに従って
メッシュの領域を分割する。
decomposeParDictはsystemフォルダ内
11.mpirun → 並列計算の実行
例:mpirun -np 2 turbFoam -parallel
→ 2 CPUで実行
12.reconstructPar → 分割データを統合する。
(参考URL: PENGUINITIS - 並列計算)
領域内の特定の部分にのみ指定の物理量を
与えるコマンド(OpenFOAM)
13.setFields → setFieldsDictに従って
特定の部分に指定の物理量を与える。
setFieldsDictはsystemフォルダ内
例:圧力p を周囲0に対して,特定の部分には1を指定
defaultFieldValues
(
volScalarFieldValue p 0
);
regions
(
boxToCell
{
box (0 0 0) (0.05 0.05 0.1);
fieldValues
(
volScalarFieldValue p 1
);
}
);
■ 覚え書き集
1.OpenFOAM-1.5-devのインストール
2.回転体計算のための準備
3.2次元回転体計算のための準備(Salome)
4.物体面上の物理量分布の抽出(Paraview)
OS Ubuntu 8.0.4
CAELinux 2009 にインストールされている流体解析関連の
アプリケーションは以下の通り
■ Salome-Mech 2009 (Salome 4) (前処理)
計算モデル,計算格子(境界面の設定含む)の作成
■ OpenFOAM 1.5 (解析ソルバー)
CFDの実行(境界条件,時間設定等を設定後,計算実行)
■ paraView 3.3 (後処理)
計算結果の可視化
解析ソルバーの種類
対象となる流体や定常・非定常の条件に応じて,
それぞれのソルバー(計算プログラム)が存在する。
用途に応じたソルバーを選択し,実行する必要がある。
■ 関係しそうなソルバー
1.icoFoam
非圧縮・層流・定常
2.simpleFoam
非圧縮・乱流・定常
3.turbFoam
非圧縮・乱流・非定常
4.icoDyMFoam (OP-1.5-dev)
非圧縮・層流・非定常・移動メッシュ(回転体)
5.turbDyMFoam (OP-1.5-dev)
非圧縮・乱流・非定常・移動メッシュ(回転体)
6.sonicFoam
圧縮性・非定常・高速流
7.sonicTurbFoam
圧縮性・乱流・非定常・高速流
■ 良く使用するコマンド
linuxコマンド
1.cd → ディレクトリの移動
2.ls → ディレクトリ内の一覧表示
OpenFOAM用コマンド(計算するディレクトリ内で実行)
3.ideasUnvToFoam xxx.unv → メッシュの変換
(UNV から OpenFOAMメッシュへ)
4.xxxFoam → 解析ソルバの実行
(xxxはico, turbなど)
5.foamToVTK → paraview用のデータ作成
(OpenFOAM-1.5-dev 用)
6.paraFoam → paraviewの起動
7.transformPoints -scale "(0.001 0.001 0.001)"
→ メッシュ形状の単位変換(mm→m)
constant → PolyMesh内の pointsファイルが修正される
回転体計算のために使ったコマンド(OpenFOAM)
7.gmshToFoam xxx.msh → Gmshのメッシュ変換
(cellZones作成のため,msh から OpenFOAM)
8.setSet → 移動境界(face)の作成準備
9.setsToZones (-noFlipMap) → faceZones作成
(詳細は,回転体計算のための準備(下記リンク) 参照)
並列計算のためのコマンド(OpenFOAM)
10.decomposePar → decomposeParDictに従って
メッシュの領域を分割する。
decomposeParDictはsystemフォルダ内
11.mpirun → 並列計算の実行
例:mpirun -np 2 turbFoam -parallel
→ 2 CPUで実行
12.reconstructPar → 分割データを統合する。
(参考URL: PENGUINITIS - 並列計算)
領域内の特定の部分にのみ指定の物理量を
与えるコマンド(OpenFOAM)
13.setFields → setFieldsDictに従って
特定の部分に指定の物理量を与える。
setFieldsDictはsystemフォルダ内
例:圧力p を周囲0に対して,特定の部分には1を指定
defaultFieldValues
(
volScalarFieldValue p 0
);
regions
(
boxToCell
{
box (0 0 0) (0.05 0.05 0.1);
fieldValues
(
volScalarFieldValue p 1
);
}
);
■ 覚え書き集
1.OpenFOAM-1.5-devのインストール
2.回転体計算のための準備
3.2次元回転体計算のための準備(Salome)
4.物体面上の物理量分布の抽出(Paraview)
(注意書き)
OpenFOAMによるCFD計算のためにCAELinuxを導入中です。
OpenFOAMの使い方について,バタバタと情報を集めながら覚え書きを作成しています。
あくまでもユーザーとして利用するための覚え書き。(深入りしない・できない)
written by tanino
OpenFOAMによるCFD計算のためにCAELinuxを導入中です。
OpenFOAMの使い方について,バタバタと情報を集めながら覚え書きを作成しています。
あくまでもユーザーとして利用するための覚え書き。(深入りしない・できない)
written by tanino