Mech News Blog

機械工学科に関する最新の活動状況などを発信する情報サイト

2010年度 卒業研究発表会

 機械工学科での4年間を締めくくる卒業研究の発表会が,2月19日(土)に行われました。

 この発表会のために,ここ2週間近くは,今までの研究成果をまとめた概要資料やプレゼンテーション用の資料作成,また,発表の練習に追われ,夜遅くまで取り組んでいる様子が印象的でした。

 中間報告に比べると,発表資料の出来やプレゼンテーションの仕方は随分と良くなっており,自分たちのやってきた研究内容をある程度は理解している様子が伺えました。しかし,質疑応答にはもう少しと感じるところもあり,さらに深く理解しなければならないと実感した学生も多かったようです。

<発表会の様子>
発表番号1
バイオマスのガス化技術
発表番号3
発表番号3−2
高張力鋼板の破壊靭性評価
発表番号4
高張力鋼板の疲労強度評価
発表番号6
垂直軸風車の数値解析
発表番号7
垂直軸風車の性能評価

 発表会は何とか全テーマ合格しました。これから4年生は,発表会での結果を踏まえて,卒業論文の最終提出に向けた作業に取りかかります。
学科関連イベント
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第1回 合同企業面談会

 12月16日(木)ホテルニュー長崎にて、本学主催の合同企業面談会が開催されました。

 第1回目の面談会では、リーマンショック以降、厳しい採用事情の中、60社を超える企業に参加いただきました。
 また、学生にとっては厳しい就職戦線が続く中、いよいよ3年生の就職活動が本格的に始まりました。今回の面談会には、3年生を中心に沢山の学生が参加し、1回目であるにも関わらず、企業の方の話に耳を傾ける様子は必死で、例年とは違う緊張感をひしひしと感じることができました。

 長崎総合科学大学では、今回の合同企業面談会を控えて、事前に学生への就職指導を大学を挙げて行っています。その甲斐があったのか、参加した学生たちも、いつもよりも気を引き締めて、戸惑うことなく面談に望んでいました。

TV局取材
開催前の様子
本当に厳しい就職状況を反映して、TV局による取材もありました。

様子3
面談会会場の様子

様子1
様子2
面談に望む学生の様子
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進学・就職関係
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機械工学ゼミ

 3年生では,各研究室の活動を理解するための講義として機械工学ゼミを開校しています。
機械工学ゼミでは,4年生が配属されている各研究室に分かれて,それぞれ研究室ごとで活動します。

 流体工学研究室では,現在,4年生が行っている垂直軸型風車の研究に関連して,今までとは異なる翼型を用いた模型風車を製作し,風洞試験による性能評価を行う予定です。

 現在,2人1組で風車翼のリブに相当する翼型を切り出しているところです。

翼型
リブに使用する翼型
切り出し作業
切り出し作業

 電動のこで,リブに使う翼型を切り出します。

アクシデント
 のこ歯の交換
 切り出し作業中にのこ歯が切れてしまったので,ロボコンメンバーに協力してもらい,のこ歯を交換しました。
カリキュラム・設備紹介
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製鐵所 工場見学会

 12月3日(金)に,2年生を対象に大分市にある新日本製鐵 株式会社 大分製鐵所に工場見学会に行ってきました。
 当日は,往路はバスが強風に煽られながらの行程でしたが,製鐵所に着くと青空が広がる晴天となる気持ちの良い工場見学日和でした。

 西の海に面した長崎から,東の海に面した大分まで,日帰りスケジュールだったため,集合時間も早く7:10には出発しました。

 大分製鐵所では,午前中は実際に鋼を製造するための高炉・厚板工場・連続熱延工場をはじめ,材料ヤード・シーバースや製品出荷岸壁などを見学しました。見学中は,ベテランのスタッフの方に丁寧な解説をいただきながら,案内していただきました。
 また,午後には製品の検査を行う機械試験センターや新しい材料の開発を行う技術研究センターを見学しました。

製鐵所紹介VTR
ビデオによる製鐵所紹介
スタッフ紹介
スタッフ紹介
コミュニケーションセンター
製品紹介(コミュニケーションセンター)

 現在,大分製鐵所はフル生産で操業しているということで,厚板工場や連続熱延工場では次々と製品が加工され,迫力のある様子を見学することができました。
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学科関連イベント
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JAXA 公開講演会「わが国の航空宇宙開発」

 JAXA 宇宙航空研究開発機構 の講師の先生による公開講演会「わが国の航空宇宙開発」を下記の内容で開催します。
 現在,JAXAと本学の間で実施している共同研究の航空機複合材料の研究を始め,最近の航空機開発や宇宙開発に関する内容を予定しています。

日 時:
 10月7日(木)・13:00〜14:50,
 10月8日(金)・13:00〜14:50
場 所:
 長崎総合科学大学 グリーンヒルキャンパス
 情報科学センター 201講義室

公開講演会スケジュール:
 10月7日(木)
  13:00〜13:45
  「航空宇宙分野の先進複合材料」
  宇宙航空研究開発機構 研究開発本部
  主幹研究員 岩堀 豊 氏 (本学 客員教授)
  13:50〜14:50
  「複合材研究の回顧と今後の目指す方向への提言」
  宇宙航空研究開発機構
  理事 石川 隆司 氏 (本学 客員教授)

 10月8日(金)
  13:00〜13:50
  「わが国の航空機開発の現状と今後の展望」
  宇宙航空研究開発機構 研究開発本部
  複合材グループ長 永尾 陽典 氏
  14:00〜14:50
  「宇宙開発について」
  宇宙航空研究開発機構 研究開発本部
  客員研究員 星 光 氏 (本学 非常勤講師)

 公開講演会となっておりますので,どなたでも参加いただけます。
学科関連イベント
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第3回 オープンキャンパス

 9月26日(日)に第3回 オープンキャンパスが行われました。

 機械工学科では,電気自動車をはじめ,これからの主流である環境に配慮したエコカーについて,「エコカーの世界」と題した,公開授業が行われました。
i-miev1
i-miev2
「電気自動車 i-MIEV」
 実は電気自動車の歴史は古く,1873年には実用化されていたそうです。そのほか,空気よりもきれいな排気ガスの話や最初の市販電気自動車i-MIEVの開発の話など,様々な視点からエコカーについて紹介する興味深い授業でした。
 また,この講義の一環として,当日は,メカフォーラムの講義で使用しているマイクロカーの見学会も実施しました。

エコカーの世界1
エコカーの世界2
公開授業「エコカーの世界」

 機械工学科では,今年,三菱自動車(株)より平子教授が,新しく赴任されました。平子先生は,長年,自動車のエンジン開発を行ってこられたスペシャリストです。

 このほか,午前中の学科自由見学では,YS-11の展示やグライダー工場見学,金属材料実験・溶接体験などを行いました。

YS-11胴体部
YS-11機体胴体部見学
金属材料実験
金属材料実験
溶接体験1
溶接体験2
溶接体験
学科関連イベント
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第1回オープンキャンパス

 7月11日(日)に,大学進学を目指す高校生向けのイベント オープンキャンパスが開催されました。

 機械工学科では,JAXAより提供されたYS-11の展示やグライダー工場見学,航空機関係の研究紹介,また,体験型の企画として金属材料の引張試験や溶接体験,フライトシミュレータ体験を実施しました。

 また,同時企画として,環境・建築学部 学部長バークガフニ先生による講話も開催されました。幕末に活躍した若者たちを中心にした内容で,高校生だけでなく一般の方にも来学いただきました。

 当日は,雨が心配されましたが,オープンキャンパスの間は雨も降ることなく,多くの参加者を迎えることができました。

当日の天気
何とか雨が降りませんでした。

YS-11機体胴体見学
YS-11機体胴体見学
引張材料実験
金属材料引張実験
(ものすごい低く鈍い音がします)
溶接体験
溶接体験
マイクロカー工場
マイクロカー工場見学
フライトシミュレータ体験
フライトシミュレータ体験
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学科関連イベント
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自動車&船舶 工場見学会

 いよいよ専門科目を中心としたカリキュラムが始まった2年生を対象にした工場見学会を7月9日(金)に行いました。

 見学スケジュールは,下記の通り,
07:40 長崎総合科学大学 発
10:25 トヨタ自動車九州(株) 宮田工場 着
見学・説明会
11:50 トヨタ自動車九州(株) 宮田工場 発
移動・昼食(2時間)
13:50 三菱重工業(株) 下関造船所 着
見学・説明会
15:50 三菱重工業(株) 下関造船所 発
19:00 長崎総合科学大学 着
日帰りで,長崎から九州を出て戻ってくる少しハードなスケジュールです。

 午前中の福岡県宮若市にあるトヨタ自動車九州(株) 宮田工場では,ハリアーなどのRVが中心でしたが,最近はレクサスを中心に以前より多くの車種を生産していました。一日1000台強の自動車が生産されています。

 午後には山口県下関市に移動し,三菱重工業(株) 下関造船所を見学しました。下関造船所は長崎造船所とは異なり,大型船ではなく,中・小型船舶を中心に,地球探査船や海上保安庁の船など特殊船が主力製品です。そのほかにも,油圧機械や,最近ではボーイング社のCFRP製の航空機構造材を生産しています。

 それぞれの工場では,スタッフによる案内および丁寧な説明をしていただき,各工場でどのように製品が生産されているのかなど,詳しく理解することができたようです。

 自動車工場と造船所それぞれ異なる生産体制の工場を見学することで,レディーメードとオーダーメードの違いも理解できたのではないかと思います。
車体構造
レクサス
レクサス(オープンカー)
トヨタ記念撮影
トヨタ自動車九州 PR館にて

下関造船所紹介
下関造船所紹介
史料館
下関造船所 史料館
三菱記念撮影
下関造船所 本館前にて
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学科関連イベント
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新入生フォーラム研修旅行

 機械工学科では,モノづくりに重点を置いた講義として,1年から3年までにメカフォーラムというモノづくり科目を開講しています.1年生を対象としたメカフォーラム鵯は,新入生の導入科目として,研修旅行や模型飛行機用のエンジンを使った講義を行っています。
 
 新入生のフォーラム研修旅行を6月4,5日に実施し,発電所やハウステンボス環境設備を見学する研修旅行に行ってきました.

メカフォーラム鵯 研修旅行スケジュール
1日目:
 玄海原子力発電所
 相浦石油火力発電所
2日目:
 ハウステンボス
 (午前:環境設備見学,午後:園内自由時間)

 最初の見学先である玄海原子力発電所(約3478MW)では,最近の異常な原油高などを背景に,エネルギー資源問題がクローズアップされる中,現在のエネルギー資源に乏しい日本が頼らざるを得ない原子力について,その役割と原理,さらに,最も重要な安全対策について,担当者の方の詳細な解説とともに,各施設を見学しました.
 また,昨年11月より,運転が開始されたプルサーマルについても,原理や安全性について,パネル展示のほか,ガイドさんによる丁寧な説明がありました。

訓練設備1
訓練設備2
玄海原子力発電所(訓練センター)

エネルギーパーク展望室
エネルギーパーク原発紹介
玄海原子力発電所(エネルギーパーク・展望室)

 次の佐世保市相浦町にある相浦火力発電所(約875MW)では,石油を燃料とした火力発電所です。九州電力では,原子力をベースに石炭・LNG火力発電が中心となっており,この相浦発電所は,夏期の急激な電力需要の増加や,他の発電所の緊急停止時などの場合に運転され,普段は発電を行っていません。しかし,いつでも緊急事態に対応して運転ができるよう,日々点検が行われ,臨戦態勢で臨んでいる発電所です。設備全体の見学の中でも,所内のあらゆるところを丁寧に案内いただき,また,日常行われている取り組みについて詳しく説明していただきました。

相浦発電所説明1
発電の原理
相浦石油火力発電所の説明

タービン室見学
管理機器設備見学
相浦石油火力発電所内見学

ボイラー建屋屋上
ボイラー建屋 屋上

 1日目の全ての見学を終えた後,宿泊先であるハウステンボスに行きました.宿泊先は,ハウステンボス内の ホテル アムステルダム ,夕食はバイキング形式,教職員・学生ともに有意義な夕食時間を過ごしました。また,少し贅沢な雰囲気で,1日長時間にわたる見学の疲れを癒すことができました.

夕食懇談会
フォーラム 夕食・懇親会
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学科関連イベント
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2010年度 新入生歓迎行事

 4月から新しく本学に入学してきた新入生を対象にした歓迎行事が,4月10日(土)に行われました。

 新入生歓迎行事では,クラブ・サークル活動の紹介をはじめ,軽音楽部による演奏会や,体育会系のデモなどが行われ,先輩たちが新入生に早く馴染んでもらおうと企画した様々な催しが行われていました。

 また,各学科もそれぞれバーベキューや焼き肉などを準備し,当日は晴天にも恵まれ,新入生,上級生,教職員が交じって和やかな時間を過ごしました。

準備中1
火おこし中
食材
結構沢山買いました
準備中2
だいぶ出来上がってきました

バーベキューの様子
バーベキューの様子2
バーベキューの様子3
バーベキューの様子


 各学科のテントには,新入生だけじゃなく,上級生も集まって賑やかでした。
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